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商品詳細●製作年:1760年
●素地:ソフトペースト(軟質磁器)
●サイズ
W:27.2cm
H:8.8cm
★ルーブル美術館に同型展示
★エリザベス2世のコレクション(バッキンガム宮殿所蔵)に同作展示
装飾:Charles-Louis Mereaud
→1756-80年まで花絵付師として在籍
1760年に製作されたキャベツの葉パターン大型セルヴィスのうちのひとつ。非常に大きくずっしりしています。その名の通り、キャベツの葉をモチーフにしていて大変面白いです。その模る部分をブルーで装飾するところがフランスのセンスの高さがわかります。外側にもブーケが配置されており、どの角度からでも楽しめるような設計になっています。本来帰属していたセルヴィスや当時の注文挿絵を最後尾に載せていますので是非ご覧ください。
この縁取りは直後にマイセンでもコピーされています(同時出品中ですので是非ご覧ください)ヴァンセンヌ設立→セーブル後は独自のフランス様式を確立し、7年戦争で疲弊しきっているマイセンを追い抜きます。高価ではありますが、比較的購入しやすかった為にこのデザインはかなり流行りますが、19世紀以降、硬質磁器を基本にするようになってからは表舞台から姿を消します…
現代ではリモージュでもこのデザインを復刻したシリーズを出していますが、完成度は驚くほど酷いものになっています。何がそうさせるのか…是非実際に見ていただくとわかるかと思います。あるいは19世紀以降、リバイバルとしてパターンを真似た”スタイル”として市場には混ざっておりますので注意する必要があります。
普段使いとして使用されていた為、カトラリー痕が多く散見されますが、当時の王侯がこのセルヴィスを用いていたと想像するだけでロマンがあります。また縁に一箇所2㎜ほどのカケがありますが、釉薬下のブーケ、ボーダーの金彩はしっかりと残っており、如何に実用に耐えうるよう丁寧にしっかりと装飾されたのか理解できます。
私たちはタイムスリップして過去へ行くことはできませんが、これひとつだけでも当時の情景や空気感を蘇らせてくれる貴重な存在。セーブルのアンティークは、例え修復やカケがあっても…生き残ってくれているだけで十分に価値があるのです。商品の情報
| 商品の状態 | やや傷や汚れあり |
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